ゴダールの映画で女と男のいる舗道の中のワンシーン

夫と子供に逃げられて身をもち崩した女友だちが、「でも私の責任じゃないの」ともらす言葉に対して、ナナは自分に言い含めるようにして言う言葉が印象的です。「私はすべてに責任があると思う。自由だから。手をあげるのも私の責任。右を向くのも私の責任。不幸になるのも私の責任。タバコを吸うのも私の責任。目をつぶるのも私の責任。責任を忘れるのも私の責任。逃げたいのもそうだと思う。すべてが素敵なのよ。素敵だと思えばいいのよ。あるがままに見ればいいのよ。顔は顔。お皿はお皿。人間は人間。人生は人生。」

深く心に残りました。