昨日は2名の方と会い気づく事がありました。

1名は外国人実習生の送出機関(ベトナムで採用し日本語を教育する会社)、もう1名は元従業員で10年前に退職をした人。2人と話しをして私も色々と助言が出来るようにりましたが、助言より本人がその立場にならないと理解できない事がある事を知りました。

私は子供が生まれ成人するあたりから父親が私に言っていた事などが少し理解出来るようになりました。

会社では社長の父親には食ってかかっていました。そんな父親は急死し私が社長になる事になったのですが社長になって理解出来る事が多かったです。

送出機関の人は自分で出資し会社を立ち上げ役員となっています。その彼が私に「社長、努めていた時の方が良かった。色々と違う責任を負う事は本当に大変だ。」と何回も言っていました。

もう1名は彼が18歳の時に清掃会社にいたのですが私と衝突があり退職しました。在職していた時に先代社長が亡くなって間もなかったので社長業ができずバタバタしていましたし私は現場職人としては非常に厳しいです。

そして意見があわなくなり退職しました。それから12年経って連絡がきて仕事内容を聞くとハウスクリーニングの様な仕事をしていると言うので営業だろうと思いましたが数度連絡をくれたので会うことにしました。普段着慣れない、ちょっとブカブカなスーツを着ていて今時の人っぽさはありました。

しかしちゃんと出来るようになったと感心して話しを聞き始めると個人事業主となり新卒者2名を採用しプライベートでは結婚後8ヶ月の男の子供がいる事を教えてくれました。そんな話しの時は幸せそうな顔で私まで嬉しくなりました。

しかし仕事の話しになると家族の事。一緒に働いてくれている人の先々を考えなくてはならないと話しをしています。業務内容を聞くと当社で発注できる仕事は無かったのですが色々なアドバイスは出来ました。

彼は当時私の言っていた事は理解できなかったが社長になって理解ができたし今日話しを聞いてもらい先が少し見えて来ましたと言いました。

社長業は規模や年数が経っても色々と悩み考える事は尽きなく現在もそうだし色々な方に相談する事もあると伝えました。

私も、まだまだ立場の変化が起こり色々な事に気づき今まで頂いた助言が身に染みる事があるんだろうと感じました。