今年は、弊社のレモンの木に沢山のアゲハ蝶の幼虫を見かけました。
初めは黒く小さいのですが、1週間~10日の間で4回の脱皮を繰り返し芋虫になります。

現在も、3匹の芋虫がレモンの葉っぱをモリモリ食べて日に日に大きくなっています。
蝶々は、春に卵を産み初夏から夏にかけて空を飛んでいるイメージがあります。
これから冬の寒い季節になるのに大丈夫なのかと心配になりましたが
昆虫の大好きな樹木医の中村さんに聞いてみました。

夏季の最後に生まれた子たちは、寒くなる前に蛹(さなぎ)になり越冬するそうです。
冬を越しその年春に一番最初に飛び立つ蝶々となるとのこと。

アゲハ蝶の幼虫はミカン、レモン、山椒などのミカン科植物を好んで食べるそうです。
もし、お庭の木が食害されているのを見かけましたら、芋虫を探してみてください。
芋虫が成長し春には青空へ飛び立つ姿を見るのも良いかもしれません。
※食害は、別の害虫による場合もございます。

しかしながら、綺麗なアゲハ蝶の幼虫とは言っても大切にしている樹木を食害されるのは困りますね。
対策としては、卵のうちに取り除く、消毒などをする方法もありますが
駆除するのは・・・と思う方はヘンルーダ(別名:ルー・アゲハ草)を植えるとよいです。
産卵をこのアゲハ草に誘導する対策です。

【ヘンルーダの育て方】

https://lovegreen.net/library/herb/p176677/

 

【趣味のアゲハ館】

https://ageha.funabori.xyz/0338namiageha/

 

saitou