お庭のお手入れ講座:マサド舗装(シャワー工法)について
雑草対策としてマサド舗装作業を行います。
ポイント:4cm以上の厚さを確保して、きれいに整地します。
マサド舗装作業前
こちらのお庭に雑草対策として、マサド舗装作業を実施いたします。 雑草が生えているので、まずは草刈作業を実施いたします。 小石や不純物は取り除きます。 植木周辺は、スリムエッジという仕切り板で仕切ります。 ゴロタ石は、植木の根元に移動させます。 最後にマサドで舗装します。

草刈をします。
お庭全体的に草刈をします。
雑草が生えているとマサド舗装する際に邪魔になってしまいます。
できるだけ低い位置で草刈を行います。
機械草刈ができない細かい場所や植木周辺は人力草刈を実施します。
整地をします。
草刈した後整地をします。
不陸部分を無くし水勾配を考慮しながら平にしていきます。
マサド厚さ4cm以上を確保するように高さを調整していきます。
小石や不純物を取り除きます。
水糸を張り、マサド舗装の準備をします。
植木周辺を仕切ります。
植木エリアとマサド舗装エリアを分けるため、スリムエッジという仕切り板を設置します。
植木を丸く囲むように地面に埋め込みます。
地面から4cm仕切り板を出します。
ゴロタ石を植木周辺に移動します。
ゴロタ石がある箇所もマサド舗装するため、ゴロタ石を植木周辺に移動させます。
植木周辺の土が見えないように均一に敷き並べます。
下地の土に水を撒きます。
整地したあと、土を少し締め固めるため水を撒きます。
この作業を実施することにより、マサドを舗装しやすくなります。
水を撒いてから少し時間あけてからマサドを舗装します。
マサドを撒きます。
マサドを袋から出して舗装箇所に撒きます。
厚さ4cm以上を確保できるように調節しながら撒きます。
仕切り板の隅、敷石の隅までマサドがいきわたるように撒いていきます。
こうがい板でザっと均していきます。
マサド整地
こうがい板、オカメゴテ、レーキなどできれいに整地していきます。
不陸箇所がないかどうか確認しながら均していきます。
コテ後が残らないように丁寧に整地していきます。
仕切り板の高さ、既存マサドの高さに揃えるように整地します。
水糸の高さを基準に、水勾配等を考慮しながら整地します。
マサド散水
きれいに整地し終わったら、ホースやジョロを使って散水します。
水たまりができるくらいまでたっぷりと水を全体的に散水します。
細かい箇所、ホースの水が届かない箇所はジョロを使用します。
仕切り板の高さ、既存マサドの高さに揃えるように整地します。
全体的にたっぷり散水し終わったら、20分ほど時間を空けます。
20分経過したら、再度2回目の散水を行います。
2回目の散水もたっぷり行います。
マサド舗装完成
2回目の散水が終了したら、マサド舗装完成です。
約2~3日ほどはマサド舗装内に立ち入らないようにします。
ハンマーなどでたたいたり、強い衝撃を与えると割れてしまう可能性がございます。
強い衝撃を与えないようにお願いいたします。
マサドは、水を浸透させるため樹木が近くにあっても大丈夫です。
雑草対策としてオススメします。

マサド舗装前

マサド舗装後

マサド舗装前

マサド舗装後

マサド舗装前

マサド舗装後























