お庭のお手入れ講座:シマトネリコの剪定



単なる剪定ではありません。

ポイント:樹木の健全な成長を促す剪定をします。

ブルーシートを設置します。

まずは、ブルーシートを地面に設置します。
剪定した枝を集めて、一気に作業車に積み込みやすくするためと、枝や葉によって地面を汚さないようにするためです。

ヤゴを除去します。

まずは、ヤゴを除去します。
ヤゴは、樹木本体の養分を吸い取ります。
本体を生かす場合、真っ先にヤゴを除去します。
(本体が枯れてしまった場合は、逆にヤゴを生かす場合もあります。)

NGな剪定

剪定する場合、中途半端な位置で剪定してしまうと、そこに養分をとられてしまい、 樹木に悪影響が出ます。
中途半端に残った部分はいずれ枯れてしまいます。

OKな剪定

剪定する時は、幹元や枝元のできるだけギリギリで剪定されることをオススメいたします。
ギリギリまで剪定することにより、スッキリとした樹形にすることができるとともに 樹木にとっても養分が取られることがなくなり健全に生育することができます。

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枯れている部分を除去します。

枯れている部分を除去します。
枯れている部分をそのままにしておくと、やはり養分を取られてしまいます。
枯れている部分は真っ先に剪定します。

直径10cm以上の切口には、癒合剤を塗布します。

樹種によっては、直径10cm以上の切口に癒合剤を塗らないと 切口が腐朽して穴が空いてしまう可能性があります。
直径10cm以上の切口に癒合剤の塗布をオススメします。
(癒合剤塗布には別途料金が発生する可能性がございます。)

幹の傷んでいる部分にも、癒合剤を塗布します。

剪定する作業前、樹木幹が傷んでいる部分を発見しました。
そのまま癒合剤を塗布しないと、痛みがどんどん進行してしまう可能性がございます。
樹木の傷んでいる箇所は発見しだい、癒合剤塗布をオススメいたします。
(癒合剤塗布には別途料金が発生する可能性がございます。)

切口が見えないような剪定をします。

庭木は、見栄えを重視した剪定が重要です。
剪定していながら、剪定したことがわからない剪定を目指します。
切口が見えないように切る向きを考えながら剪定を実施いたします。
人の目線(高さ約1.5m)から下の部分は下向きに、人の目線(高さ約1.5m)から上の部分は上向きに切口が見えないように剪定します。

細かい枝葉は、手で切除します。

透かし剪定をご希望の場合や、風通しを良くする場合、細かい枝葉を手で切除する場合があります。
より細かく剪定する場合に用いる方法です。
(透かし剪定をご希望の場合は、別途料金が発生する場合がございます。)

綺麗に掃除して作業完了となります。

樹形はきれいか、枯れ枝はないか、支障枝はないか、かかり枝はないか等を確認します。
お客様に確認していただき、何も問題なければ剪定作業終了となります。
切った剪定枝を作業車に積み込んで、きれいに掃除をします。
お客様に確認していただき、何も問題なければ全て終了となります。

剪定前

剪定後

剪定前

剪定後

剪定前

剪定後

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