暖かくなり、草木が伸びる時期に伴い頭を悩ませるのが害虫ですね。
一番気を付けなくてはならないのが毒性を持った虫です。
代表的にはチャドクガです!!
この時期、卵から孵る季節でもあります。
昔は、年二回ほどの発生で済んでいましたが
近年温暖化などで発生回数が増え、発生時期も早まってきております。

チャドクガはツバキ科の樹木に着きます。
お庭に該当の樹木がある場合は、葉の裏をご確認ください。
綿埃のような物が付着していたらそれはチャドクガの卵です。
この綿が無数の小さな卵を包んでいます。
見つけたら、葉ごと取り除くことをお勧めいたします。
※卵にも毒性がありますので注意が必要です。
黒い小さな粒状の物が見られる時はチャドクガの糞です。
卵から孵っていますので早急に消毒することをお勧めいたします。

【予防策】
・樹木は剪定をして、風通しよく虫が付きづらい環境にする。
・発生時期の前(4~5月頃)から予防の為の消毒をする。
・年数回の消毒をする。(2~3回 4~5月・7~8月・9~10月)
消毒の効き目は約1ヵ月ほどです。
雨や風が多い時期は薬剤が流れてしまい効き目は短くなります。

    

【刺される前に消毒を!】
★毛虫の姿を見つけたら業者に依頼することをお勧めいたします★
ご自身で消毒を実施される場合は、細心の注意が必要です。
肌の露出がない服装で使い捨てビニール手袋などをしてください。
この時使用した洋服は、他の物と一緒に洗濯せず、単独でのお洗濯をお勧めいたします。

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